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iTunesでも使える、aacとmp3の違いについてまとめてみた。
音声ファイルにも様々な形式がありますが、その中にAACとMP3というものがあります。
iTunesでも使える形式ですが、それぞれで違いがあるのでその点をしっかりと把握しておくことが大事です。
どちらが先にできた規格かというと、MP3のほうが早くできました。
1995年にできた企画であり、古い代わりに対応機器は多いです。
その次にできたのがAACであり、これは1997年です。
地上デジタルやBSデジタル放送での音声はこの形式が使われており、対応機器はMP3よりは少なくなっています。
圧縮率ですがこちらは、AACのほうが高いです。
最大で二十分の一まで圧縮することができ、小さくすることが可能です。
そして大きな違いは、上限周波数になります。
ビットレートが160kbpsがどちらを使うかの境目であり、これよりも高いのであればMP3を低いのであればAACを使う方が理論上は音質が良くなります。
このような違いがあるのでiTunesで音楽を利用するときは、音声ファイルの形式に注意することが大切です。
普段聴いている音楽が実際はそこまで音質が良くなかったということは悲しいことでもあるので、しっかりと確認をして利用するようにしましょう。
AACの音声データーの特徴をまとめてみた。
世界的なコンピュータ企業が音楽管理ソフトや小型音楽プレーヤーで採用した事から、たちまち知名度が高まったのがAACという音声データの種類です。
基本構造や考え方についてはMP3と変わらないのですが、ビットフォーマットという観点から見た場合はMP3との間で互換性を持たせていません。
互換性を持たせない事によりフォーマットの拡張に着手する事が可能になったため、尚一層広い範囲のオプションが取り込めるようになりました。
圧縮率に関しては各々で差異があるのですが、広い範囲で考えると同じ音質のMP3におけるおよそ半分にまで圧縮させられます。
そのため、MP3の音質に物足りなさを覚えている方を中心として少しずつ広まってきています。
このように既存のMP3と取り分けて大きな遜色が無いので日の目を見る事が無かったのが実情ですが、やはりコンピュータ企業が提供し世界中で大勢の方々が愛用している音楽管理ソフトと小型音楽プレーヤーに採用されたというのはAACのターニングポイントです。
MP3のように標準的な位置を確立するのは難しいと考えられてきましたが、採用しているソフトウェアなどのユーザー数が多いという事からすっかり市民権を得ました。
AACの使うメリットとデメリットをまとめてみた。
MP3とAACは似ていてよく違いが分からないという声をよく聞きます。
それにMP3は有名ですがAACは結構無名ですし、普通に使っている分にはMP3となってしまうと思いますが幾つかメリットやデメリットも存在します。
まずMP3の利点という意味では汎用性に優れているという点です。
パソコンやiPODなどの携帯音楽プレーヤーで対応していないものを探すのは至難の業でしょう。
またオーディオコンポやカーステレオでも対応していないものは僅かしかありません。
これに対してAACは比較的新しい形式のファイルですので高音質を実現できるというメリットがある反面、対応している機器が非常に少ない点がデメリットとして挙げられます。
ただ高音質と最新鋭といえばAppleでiTunesのデフォルトでの設定はなんとAACになっています。
iTunesStoreで購入する楽曲も全てこのファイル形式であるため高音質で音楽を聴く事ができます。
MP3は誰でも聞いたことがあるから知っているだけで実はあまり目にしなくても対応できる機会は増えてきていますし、今後もどんどん採用されていく事でしょう。
地上デジタル放送やBSデジタル、携帯電話にゲーム機器などもそうです。
今後この形式が標準となっていく事が予想されます。