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教員免許に種類があるの?教科と級について

教員免許は国家資格になります。

自分の教鞭を取りたいと思う学校によって、取得すべき教員免許の種類が変わりますので注意が必要です。

幼稚園、小学校、中学校、高等学校や特別支援学校まで、自分が就職を希望する学校の種類によって教員免許は変わります。

また、中学校と高校の教員免許に関しては教科毎の教員免許になりますので、自分が大学や大学院で専攻していた教科を主に教えることになります。

法律が改正される前は、教員免許1級、2級というように言われていましたが、現在は専修免許、1種と法律が改正され変更されています。

大学院を卒業すると専修免許が取得出来、大学を卒業すると1種免許が取得出来ます。

また、二種免許に関しては短期大学を卒業すると免許を取得することが出来、教員となることが出来るのは小学校と幼稚園になります。

もし高校で教員をしたいと希望される場合は4年制大学もしくは大学院までの進学を視野に進路を定める必要があります。

教員免許更新はいつ?費用は?免除される?

教員免許更新は、利用する大学によって、いつから応募期間が始まるのか、費用はどれくらいかかるのかということが異なります。

実施する団体はほとんどが大学です。

教員免許更新受講対象者がほぼ現職教員のみとなるため、8月などの小中高等学校が休暇に入る期間に行うところが多く見られます。

教員免許更新の費用としては選択で5000円から6000円、必修で10000円から12000円程度が平均と言えるでしょう。

大学によっては手数料が必要なところもあり、教員免許更新受講後には教育委員会へ申請するためにも費用が発生します。

それ以外にも交通費や、場合によっては宿泊費や食費などが必要になることもあります。

文部科学省のホームページで、どの団体が、いつ、何の行使を行うかということが掲載されているので、自分で確認をするようにしましょう。

教員免許更新の免除対象者としては、校長や教頭、主幹教諭などの教員を指導する立場にあるものや優秀教員表彰者が挙げられます。

優秀教員表彰を受けた後の一回のみが教員免許更新の免除の対象となります。

教員免許を通信教育で取得する場合のかかる期間と費用について

教員採用試験は、人気である為に毎年難関の試験となっています。

独学でも教員採用試験は受けられますが、実績とノウハウがある通信教育を行っている学校を選択する事もできます。

通信の学費は、通常の大学の学費に比べれば驚くほど安い特徴があり、多くの方が利用してます。

それでも高い費用は必要で、教員免許取得までに最低限必要な費用は50万円程度です。

有名大学が通信大学として提供しているもので、初年度には入学金や入学選考料金が含まれます。

教員免許は、4年制大学でも教育大学でも、更に通信教育でもどこで取得したかは関係が無く実際の教育現場で差別を受ける事はありません。

教員免許取得までの時間は人それぞれで、決められた単位を消化して課題の提出をする必要があります。

忙しい時間を利用して行うので、最短で1年の期間にて合格できる多々もいれば、数年間と長くかかる方もいます。

しかし、期間が長ければそれだけ費用も莫大となり、精神面でも大変です。

教員免許は最短で何年で取得できる?

教員免許を何年で取得出来るかは自分の最終学歴が大学卒か短大卒か高卒かと、希望の教員免許の種類によっても変わってきます。

まず大学卒と短大卒の場合は最短2年ですべての学校種の一種免許を取得することが出来ます。

教育実習先が確保できれば1年で一種免許取得も可能になってきます。

また小学校の二種免許であれば教員資格認定試験で取得できるのでこの場合も1年で可能です。

通わなくても通信教育で学ぶことも出来ます。

その場合も最短2年で取得出来ます。

通信教育では自宅に送られてくる教科書や学習指導書を使って学習します。

その成果をレポートにまとめて提出し、教員から合格をもらえると科目修了試験を受けることができます。

その科目修了試験に合格することで単位がもらえます。

この通信教育があることで社会人でも教員免許取得が可能になります。

高卒の場合は大学に2年在籍して必要な単位をとります。

そうすることで幼稚園、小学校、中学校の二種免許の取得が可能です。

高校の教員免許を取得したい場合は4年間在籍する必要があります。

小学校教員資格認定試験という試験があります。

この試験は高卒、20歳以上なら受験が可能です。

1次試験、2次試験、指導の実践に関する事項の係る試験の3つの試験に合格することで小学校二種免許が取得できます。

合格率は発表されていませんが、資格試験の中では難関の部類に入る試験です。

教員免許更新講習 不合格はあり得る?

教員免許更新の目的はその時々で求められる教員としての能力が保持されること

定期的に最新の知識を身に付けることです。

教員が自信を持ち社会の尊敬と信頼を得ることが大切です。

この教員免許更新講習は研修とは違い、試験に合格した者を終了認定しています。

教員にとっては教員免許更新講習までの任期付きで教員をやっているように思えます。

しかし絶対に不合格にならない訳ではないですが、合格率は98%くらいです。

教員免許更新講習をまったく受けず試験には合格した人が不合格になった事例があります。

30時間以上の講習をしっかり聞き試験を受ければまず合格できるということです。

今まで実施した試験の平均点は全ての科目において90点です。

申し込みはインターネットのみで、講習料が3万円かかります。

不合格になってしまった場合再試験はありません。

不合格になってしまった科目を再受講するには、次期以降改めてインターネットから申し込みを行う必要があります。

また受講料も別途必要になってきます。

試験時間は1科目30分で、過去問を見ることは出来ません。

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