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どうしても家賃払えない、家賃だけでなく奨学金の返済もあって、どうしてもそれらを合わせた額が用意できないという場合、消費者金融で借りるのがおすすめでしょうか。

 

これは、確かに一つの解決方法ではあります。少なくとも何も対策を用意せず、支払い当日になっても支払えずにそのまま滞納するというよりはましでしょう。

 

ただし、消費者金融で借りるというのは、得てして一時的なしのぎにしか過ぎない場合が多いということは理解しておく必要があります。確かに何もせずそのまま今月の支払日に滞納してしまうよりは、消費者金融でお金を借り、借りたお金で支払えるようにするのがまだましではあるでしょう。

 

しかしあくまで一時しのぎにすぎません。もし、消費者金融でお金を借りるということ以上の対策を何も打たないのなら、結局数ヵ月後にはやはり支払うべきお金を支払えない、つまり家賃、奨学金、それに消費者金融からの借金、これら3つを合わせた額が用意できなくなるというのはほぼ明らかだからです。

 

何も手を打たないままでいては、滞納という事態を迎えるのが今月かそれとも数ヵ月先かという程度の違いでしかありません。さらに言えば、その事態の深刻さという点で言えば、今月よりも数ヵ月後のほうが深刻さの度合いを増しているケースも多いのです。

 

ちょっと厳しいことを書きましたが、このことをしっかりと理解した上でなら、言い換えれば消費者金融からお金を借りた後でしっかりと根本的な対策を考えるならば、消費者金融からお金を借りることは悪いことではありません。

 

少なくとも対策を考える期間、対策を打つ期間が数ヶ月間は与えられることになり、これは今月中に何とかすることを求められるよりは長い期間ですから、その間にしっかりと考えて行動に移すことができるからです。

 

さて、実際に消費者金融でお金を借りる場合、いくつかの準備というか条件が必要です。まず、20歳以上でなければなりません。どんな消費者金融であっても、未成年者にはお金は貸してくれません。これはその人が学生であるのか浪人生なのか、それとも既に就職しているかの別を問いません。

 

とにかく年齢で一律の区切りがなされており、どんな人であろうが20歳未満の人は無理なのです。ただ、奨学金の返済を迫られているということは少なくとも大学を卒業している年齢の人ということでしょうから、この点ではまず問題はないでしょう。

 

もう一つの条件ですが、仕事をしていて毎月安定した収入を得ている人である必要があります。ですから、無職の人は消費者金融からお金を借りることは無理です。また、収入はあくまで仕事をして得たものである必要があります。

 

例えば親や実家からの仕送りとか、自分で今までにある程度蓄えた貯金といったものはここで言う収入には該当せず、従って消費者金融からお金を借りることはできません。

 

仕事については別に正社員や公務員である必要はありません。派遣社員や契約社員であっても、あるいは自営業であっても構いません。

 

とにかく毎月、だいたい決まった金額の収入を得ているのであれば問題はありません。毎月だいたい決まった収入があるのであればフリーターやアルバイターであっても門前払いを受けることはないでしょうが、ただ審査は厳しくなることを覚悟しておいたほうがよいでしょう。

 

基本的にはこの2つが条件ですが、これはあくまで申し込みの条件であって、この条件を満たしているからと言って常に審査に通るわけではありません。また当然のことですが、審査に通ったとしても希望借入額の満額まで借りられるとも限りません。

 

消費者金融の場合、総量規制といって、その人の年収の三分の一までしか借りることができないという規制が設けられています。これは、複数の消費者金融から借りようとする場合はその合計額に対して適用されます。

 

例えば年収が300万円の人の場合、消費者金融から借りられるお金の上限は、どこをどんなに頑張っても100万円が限度であり、それ以上はどの消費者金融を当たっても借りることはできません。

 

しかもこの総量規制は、そこまでなら間違いなく借りられるという意味の金額ではなく、どんなに頑張ってもそれ以上は借りられないという意味での上限金額なのです。普通は、さらにその半分、この例では50万円くらいが借りられる限界と思っていて間違いのないところでしょう。

 

さて、ではこの例の50万円として、この金額で家賃と奨学金を合わせて一体何ヶ月間くらい支払いを続けることができるでしょうか。それが与えられた猶予期間、対策を講じることができる期間です。

 

その間に何とかしなければ、やはり最終的には行き詰る可能性が高いと思っていて間違いありません。

 

しかも借りたお金には利息がかかります。これも今の預金金利などと比較すると目の玉が飛び出るくらいの高金利です。

 

猶予期間中に生活を厳しく見直すこと、例えばより家賃の安いところに引っ越すとか、親の支援を受ける、あるいはより収入の高い仕事をするなどといったことを確実に実行に移すのが与えられた使命です。

 

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