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頻繁に起こる老犬の痙攣の対処について
老犬になると体力が衰えて立ち上がるのもつらい状態ですから、体が震えることがありますが、それとは別に痙攣が起きることもよくあります。
老犬に頻繁に起こる痙攣は、てんかんが原因であることが多いのですが、それにどう対処するのかというと、静かに老犬を見守ることです。
老犬のてんかんの場合には、下手に揺さぶったり、気道を確保しようとしたりすると、かえって刺激を与えてしまい症状が悪化してしまう恐れがあります。
老犬にしてあげるべきことといえば、老犬が痙攣をしている間に、何かにぶつけたり、口に入ったりしないように周りのものを片付けることです。
それから老犬に痙攣が起きている時間を計っておきましょう。
時間がなぜ大事なのかというと、老犬の痙攣ではもうひとつ、心臓病である可能性があるからです。
老犬はてんかんよりも心臓病のほうが発作は短く、1分から2分で収まります。
時間が短ければ安心なのかというと、命にかかわる危険性がありますから、すみやかに病院へ連れて行くべきです。
老犬の食事について 回数や手作りレシピを大公開!
年をとると誰しも食が細くなっていくものですが、老犬もこれまで食べていたドッグフードを食べなくなってしまったり、軟便や下痢をしてしまうようになることが珍しくありません。
これは代謝が減ることや消化吸収能力が落ちること、顎の力が弱くなってしまうことなど様々な原因が考えられますが、このような時の食事で大切なのは効率よく老犬に栄養摂取をさせてあげることです。
まずポイントは食事の回数です。
朝と晩の二回に分けてあげていたような場合は、量自体は変えずに、朝、昼、夕方、夜というように4回に分けてあげることで、一回の食事量が減り、消化しやすくなります。
また老犬がドッグフードに対する食いつきが悪いのであれば手作りレシピを試してみるとよいでしょう。
老犬の栄養管理のポイントは、低カロリー、低脂肪、良質なタンパク質となっています。
細かくした鳥むね肉やキャベツ、ニンジンをゆでて、その上にすりおろしたリンゴやヨーグルトをかけてあげるスープなどは、消化も良く食べやすい上に水分補給も同時にできるはずです。
老犬の散歩で注意すること!距離や頻度について
犬も人と同じで年を取ると体力や筋力が落ちてきてしまいます。
老犬が元気だからといつまでも同じように長い距離を散歩したり、毎日欠かさずといった頻度で散歩をしてしまうと老犬の場合は気づかないうちに疲労がたまってしまって病気などになってしまいやすくなる可能性も出てきてしまうので気を付けてあげる必要があります。
特に寒暖の差には注意が必要です。
夏の暑いときには老犬も人と同じように熱中症になりやすくなってしまいます。
老犬は自分から症状を訴えることはできません。
さらに老犬は人よりも地面に近い位置にいるので、アスファルトからの放射熱などを人以上に感じてしまうので、夏の暑い時期に散歩をする場合には、朝の涼しい時間帯や夜になってからなど、アスファルトが冷たい時間帯に散歩をするとよいでしょう。
無理な頻度で散歩をするのではなく、老犬の体調を考えて外に連れて行ってあげるようにしましょう。
また距離に関しても歩きたいだけ歩かせるのではなく、老犬になったら体力を考えてあげてだんだんと短くしてあげることが大切です。
老犬が夜泣きする理由と対策方法
夜泣きする老犬に困っていませんか?
なかなか泣き止まず、どうしたらいいか分からないので困っている方にここではアドバイスしていきます。
老犬の夜泣きの原因の1つとしてあげられるのが、老化による認知症です。
犬にも認知症があります。
その症状にはトイレを失敗するやぐるぐる同じところを回るなどがあり、その中の1つに夜泣きがあります。
老犬が認知症かもしれないと思ったらまずは動物病院へ連れていきましょう。
他にも体のどこかが痛い場合にも夜泣きをする可能性があります。
この老犬の夜泣きの対策方法を紹介します。
昼間にお散歩に出かける
昼間に体力を使うことは大切です。
そうすると夜しっかり眠ることが出来ます。
安心させてあげる
夜一緒に老犬と寝てあげると安心して眠る事が出来ます。
動物病院へ連れていく
認知症や体のどこかが痛くて夜泣きする場合は病院へ連れていくことで改善させることが出来ます。
薬を処方してくれたり、老犬に注射をしてくれる場合もあります。
毎日夜泣きをされると睡眠不足になって飼い主も辛いですが、それ以上に老犬も苦しんでいます。
早く原因を突き止めてお互い快適な生活をおくれるように努力しましょう。
続く老犬の下痢!食事でできる対策法
若いときと同じ食事をしていると、老犬の中には下痢をしてしまうことがあります。
老犬の下痢が続いてしまう場合はあたえる食事を変えてみるといいでしょう。
ここでは老犬にあたえると良い食事を紹介するので、是非参考にしてみて下さい。
老犬にドッグフードを食べさせる時は30~40度のぬるま湯に15分程度ひたしてふやかしてからあたえるといいでしょう。
ふやかされたドッグフードを老犬にあたえる事で消化を助けることが出来ます。
これでも老犬の下痢が良くならず続くようなら1度食事をストップして胃を休めることが大切です。
半日~1日絶食をさせてみましょう。
腸内環境を整えてくれる犬用のサプリメントもあります。
粉末なのでふやかしたドッグフードにまぜて食べさせてみましょう。
また、便秘のときに食べるイメージが強いヨーグルトは下痢を治す効果もあります。
乳酸菌が腸内環境を整えてくれます。
ドッグフードに混ぜたり、そのままでも老犬が食べてくれるようならヨーグルトだけで食べさせても大丈夫です。
食物繊維の多い野菜も下痢に効果的です。
例えばさつまいもやかぼちゃ、キャベツなどです。
茹でて柔らかくしたものを少しずつたべさせましょう。
このように老犬が食事が出来ている場合はこれらの対策方法が使えますが、食べれない状態の場合は脱水症状になってしまうので水分をとらせ、病院へ連れていきましょう。