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マイコプラズマ肺炎は症状が大人と子どもで違います!
マイコプラズマ肺炎とは、マイコプラズマと言う最近によって引き起こされる肺炎の事です。
気管支やのど等に最近が感染する事によって炎症を起こすものです。
14才以下の子どもが8割を占めていますが、大人が発症しないわけではありません。
冬に入り、マイコプラズマ肺炎が流行りだす時期です。
一般的にマイコプラズマに感染すると、4日から5日程度発熱や全身倦怠感、さらに頭痛等の症状が出て来ます。
さらに痰の出ない乾いた咳が出るようになり、熱は下がってもまだ咳は残ったままと言う場合も少なくありません。
しかし大人が感染して発症した場合は、子どもとはまた違った症状が出てくる事も有ります。先ず一つは自覚症状があまりなく、全身がだるい除歌が長く続いたり、まとまった時間だけで熱が出る場合も有ります。
さらに本来は痰の絡まない乾いた咳が特徴ですが、大人の場合は痰の絡まった湿った咳に変化して行きます。
また子どもに比べると重症化するリスクが高く、時には胸水貯留や呼吸不全を引き起こしてしまう可能性もある程です。
マイコプラズマ肺炎を予防しよう!その対策とは?
マイコプラズマ肺炎は、小さな子供がかかりやすい感染症です。
通常の風邪のような症状が出るためマイコプラズマに感染していると気が付かないまま、感染を広げてしまうこともあります。
次第に乾いた咳から重苦しい咳にかわり、胸の痛みを訴えることもあります。
ひどい場合は咳が1か月もつづき、肺に水が溜まってしまうこともあります。
血液検査や喉の粘膜をとることでわかりますが、レントゲン検査の場合は薄い影が見えるだけであるので、肺炎など他の病気と間違えられてしまうこともあります。
感染経路は唾液やつばといった飛沫物に触れる接触感染、飛沫感染となっています。
潜伏期間も長くて1か月に及ぶこともあり、ワクチンもないため対策法としては手洗いが基本となります。また、アルコール消毒も有効です。
家族に感染している人がいる場合は、ドアノブにもアルコール消毒を行い、食器やタオルは別の物を用意すると良いでしょう。
流行期や人が多く集まる場所ではマスクを着用し、飛沫感染を防ぐようにします。
マイコプラズマ肺炎を重症化させない治療方法
マイコプラズマ肺炎は日常の中でも比較的よくみられる疾患です。その特徴としては通常より多く頑固な咳が見られます。
咳も乾性咳嗽といって喀痰などがたくさん絡むような咳ではなく、乾いた咳が多いとされています。
近くに咳をたくさんしている人がいて接触歴があり、自分も同じような咳が出てきたというような場合は可能性は高いでしょう。
治療方法は適切な抗生物質をしっかり内服することです。
したがって怪しいと思ったら早めに周囲の流行状況など、同じ症状の人に聞くなど情報を集めて医療機関を受診することがもっとも早く効果的な方法です。
どうしても医療機関を受診できない人は自己責任にはなってしまいますが、マクロライド系の抗生物質を手に入れるなどして治療することもできます。
しかし、最近は耐性菌といって今までは効果的だった抗生物質が効きにくいマイコプラズマも増加しており、治療でも症状が改善しない場合は早めに医療機関を受診して、正しい診断のもとに治療を受けることが重症化させないポイントです。
マイコプラズマ肺炎が重症化すると症状に現れます。マイコプラズマ肺炎の重症度は病院で計ってもらえますが、子供が重症化してしまうと、合併症などのリスクも出てきます。
また、大人でマイコプラズマ肺炎にかかって熱なしというのも安心できません。
仕事休めない大人の場合、マイコプラズマ肺炎が重症化してしまい、さらにはインフルエンザを併発してしまうことすらあるのです。
マイコプラズマ肺炎で何日休むか?というのは重症度によって異なるのですが、むやみに出勤しないことが大切です。
マイコプラズマに効果のある抗生物質
一般的にマイコプラズマ肺炎に対し、マクロライド系抗生物質ジスロマックと
クラリスが処方されます。
重症度によって、使い分けられますが、
副作用、安全性に注意して飲むようにしてください。