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てんかんの発作・症状・対処についてまとめてみた。
てんかんの発作といえば全身が痙攣して突然に倒れてしまうというイメージがありますがこの発作にはさまざまなタイプのものがあるので、周囲が気が付かないような小さな発作が起きることも珍しくはないのです。
てんかん発作の種類は大きく分類して全般発作と部分発作のふたつに分けられるのですが、これは年齢や性別に関係なく誰でも発症する病気だとされています。
全体発作は脳全体の発作になるので症状としては意識を失ってしまいます。
部分発作は脳の一部の電気信号が異常を示すことで起きますが、軽いものだと意識を失うことはありません。
しかし部分発作が大きくなると部分発作から全体発作に移行するので意識を失ってしまいます。
てんかん発作はありふれた病気であり、それほど怖い病気でもありませんが周囲の助けが必要になります。
もしてんかん発作を目撃したら気持ちを落ち着かせて時計を見ること、安全確保をして発作の状態を観察して病院へ連れて行くことです。
てんかんの原因について調べてみた。
てんかんを引き起こす原因は年齢によって大きく異なります。
子どもであれば多くの場合、原因はわからない特発性のてんかんの割合が多く、子供の特徴である成長して神経が発達していく過程で症状がなくなって治っていくこともあります。
ほかには分娩時の障害で神経に異常が起きてしまった場合や、脳腫瘍などの新生物、あるいは代謝性疾患による症状としててんかんが起きることもあります。
一方、成人では、例えば成人によくある脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患、交通事故などによる外傷性の神経損傷が原因となっててんかんを発症することがあります。
さらにはほかの原因として脳腫瘍、さらに髄膜炎や脳炎など中枢神経の感染症、アルツハイマー型などの認知症に伴ったり、さらには加齢自体に伴って脳に異常が起きてしまうことでてんかんを発症することもあります。
そして、成人や高齢者の方が何らかの明確な原因があって発症している割合が半分から3分の2ぐらいで、原因がはっきりしていることが子どもより多いことも特徴の一つです。
てんかんの症状で、子供と大人の違いについて調べてみた。
てんかんは3歳以下の子どもが多く発症する病気です。
大人になるに従って徐々に患者数は減っていきますが、高齢者の中で脳血管障害などが原因となって発症することもあります。
子供のてんかんの発作で多いのは、欠神発作と呼ばれるもので、これは何かをしていながら突然意識がなくなる発作のことを言います。
そのため会話が急に途切れたり、動作が止まったりします。
発作は20秒から30秒と短いのが特徴です。
このような子供のこのようなてんかんは成人になるまでに治ってしまうことも多いです。
大人のてんかんの場合は、子供の時に発病した症状が成人になっても完治しないで残ってしまった場合と、新たに発病した場合があります。
症状は子供の場合と同様に発作が起こり、突然意識を失います。
そのためクルマの運転などをすることができませんが、よくてんかんで意識を失い事故を起こす事例が少なくありません。
原因は器質性と機能性があり、完治させるのが難しいという特徴があります。