晦日の読み方と意味について

大晦日は12月31日のことであるのを知っている人でも、晦日となると意味が分からないという人もいるのではないでしょうか。

晦日は、読み方としてはみそかになるのですが、他にもかいじつ、つごもりと呼ばれることもあります。

漢字本来の読み方をしたのがかいじつとなりますが、つごもりの場合には月隠が由来となっています。

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陰暦では、月が隠れる時期が月末だったため、月末のことを月隠と書いてつきごもりと呼ばれていました。

これの音が変化をしてつごもりとなったのです。

つまり、晦日は月末のことを意味しています。

一ヶ月のうちの30番目の日というのが本来の意味となるのですが、12ヶ月の中には31日まである月もあります。

31日まである月でも、今日では30日ではなく31日のことをさして呼ばれています。

そして、1月から始まる一年のうちの最後ともなる12月の最終日になると、大晦日と呼ばれて年越しそばを食べたり除夜の鐘を突くなどの風習があります。

なぜ伊豆や沼津では晦日盆なの?

伊豆や沼津の地域では、7月31日~8月3日までが「晦日盆」と言うお盆になります。

全国的には、8月15日前後がお盆になりますが、これらの地域は違います。理由は、一説には「お蚕さん(かいこ)さん」の影響と言われます。

昔、伊豆の多くは、養蚕業の家がとても多く、繭(まゆ)から生糸(絹)を作って生活していました。

この蚕のエサとなる「桑の葉」を食べさせる時期が、ちょうど8月15日辺りと重なり、お盆どころではなかったようです。

そのため、7月31日からのお盆に変更したようです。

細かく分けると、伊豆のお盆は7月盆(7月13~15日)と、月遅れ盆(8月13~15日)、みそか盆(7月31日~8月2日)があり、沼津一部では7月盆もあります。

そして、果物などをお仏壇に供え、ご先祖様のお墓の掃除と、新しいお花をお供えし、お墓参りをします。

お寺にお坊さんにお経をあげてもらったり、ご先祖様に感謝することで、災いから守って下さります。

晦日の月ってどういう意味?

晦日の月の意味は、あり得ないこととか、信じられないことや嘘であるということを指しています。

晦日というのは、月の最後の日を意味します。

現在では、1年の最後の日を表す大晦日しか使われないことがほとんどでしょう。

太陽暦が取り入れられる前は、月の満ち欠けを元にした太陰暦が使われていました。

晦日の読みは、みそかで毎月の30日目を表現しています。

「晦と」いう字は、暗いという意味の漢字で、月が全く出ない新月のことを表すことになります。

つまり、晦日の月とは、新月で空に出ない時期なのに月があると言っていることになり、絶対に起こりえないことを示していることになります。

また、月の満ち欠けと暦を合わせると、月によっては29日が末尾の日、つまり最終日となり、30日目は存在しないこともあるのです。

このように晦日の月があり得ないことという意味で、「女郎に誠があれば晦日に月が出る」という慣用句があります。

これは、女郎に真心があれば、晦日に当たる日に月が出てくるであろうということとなり、女郎の言うことは晦日の月と同じ嘘偽りであると言う意味で使っています。

 

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