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HDDとSSDの違いについて、いろいろな角度から、見てみた。
HDDは、モーターによって回転する円盤にヘッドを当て、磁気によってデータが記録されますが、SSDは、書き換え可能なフラッシュメモリにデータが記録されます。
速度の面では、接続方式にS-ATA3.0インターフェイスを採用したモデルを例に、実測値で比較すると、HDDは、特に高速なモデルでも200Mbps程度に留まるのに対し、SSDは、S-ATA3.0の限界である600Mbpsに達するモデルも存在しています。
SSDは、HDDに搭載されているモーターのような、駆動機構を一切持たないため、無音となるだけではなく、消費電力も大幅に低くなり、静穏性にも優れています。
唯一、SSDに欠点があるとすれば、書き換え回数に制限があり、長期にわたって使用すると、いつの日か、そのブロックが書き換え不可能となり、読み込み専用のブロックになってしまうことがありますが、最近では、技術革新が進み、3D NANDフラッシュの登場により、書き換え回数が飛躍的に伸び、その懸念は払拭されつつあります。
HDDのおすすめなメーカーとメーカーによっての違いについて調べてみた。
HDDは衝撃に弱いという特性がありますが、メーカーや製品のランクによって耐久性が異なります。
おすすめメーカーとしてまず挙げられるのはウェスタンデジタルです。
このメーカーはラインナップが色別に分けられていて、サーバー用途は赤、個人用とは青など分かりやすくなっています。
一般的に用いられるのが青ですが、耐久性と価格のバランスがとれているモデルです。
東芝もおすすめできるメーカーです。
東芝のHDDは音が静かなことに特徴があり、データを書き込んでいるときにカリカリという音がすることが滅多にありません。
耐久性にも優れていますが、新製品の登場が遅いため古いモデルが市場に残っています。
一方で、評判が良くないメーカーがシーゲートです。
以前はHDDの定番と言えるメーカーでしたが、近年は耐久性の低さが強調されるようになっていて、価格面でも特に安いわけではありません。積極的に選ぶ理由が見当たらないメーカーだと言えます。
SSDのおすすめなメーカーとメーカーによっての違いについて調べてみた。
SSDは磁気ディスクを用いるHDDとは異なり、半導体にデータを保存します。
そのためHDDメーカーはSSDには参入しておらず、どのメーカーがおすすめなのか分かりにくい部分があります。
SSDのおすすめメーカーとしてまず挙げられるのはIntelです。
CPUでは世界シェアでトップを走り続けている企業ですが、SSDも精力的にリリースしています。
半導体を扱うノウハウは世界一と言っても過言ではなく、性能を重視するなら真っ先に検討するべきメーカーなのです。そのぶん価格は高く設定されていますが、予算に余裕があれば是非選びたいメーカーです。
つづいて、SanDiskもSDDの有名メーカーです。SDカードなどでの実績からSSDでも信頼性が高く、東芝のメモリを採用していることが拍車を掛けています。
大容量が目当てならSamsungもおすすめです。フラグシップモデルの容量は世界一を達成することが多く、ある程度のクオリティもあります。