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ひどすぎる学校のルール「ブラック校則」をまとめてみました
ブラック校則を探すと全国の学校にはいくつもありますが、それらをまとめてみるとさまざまのことがわかります。
まず特徴のあるブラック校則の例としては、バイト禁止のところです。
バイト禁止の学校であればそれほど珍しくありませんが、わざわざ先生が自宅まで電話をかけできて生徒がバイトをしていないか確かめるようなことがあります。
次に、髪の毛に非常にこだわりを持っている学校がありますが、学校の評判を
よくするために前髪を眉毛にかけたらいけないといった内容のものもあります。
確かに一昔前ではそのようなところもありましたが、最近でもそのような校則があるとすれば問題になるでしょう。
最後は、髪の毛の茶色い人が黒く染めなければならない決まりです。
もちろんそのような決まりがあるところは少なくありませんが、問題になりやすいのは生まれつき髪の毛が茶色い人の場合です。
その場合にも茶色く染めなければならないとすればかなりひどい校則と言えるでしょう。
ブラック校則問題が裁判に発展!どこまでが校則と認められるのか?
大阪の公立高等学校の女子高生が、地毛が茶色なのを黒髪に染める事を理不尽に強要されたと府を相手に裁判を起こしました。
何度学校側に地毛なのだと説明しても許してもらえず、染料で頭皮に異常が出ていても染髪を強要し、
教室から彼女の席を撤去したり、退学したと他の生徒や保護者に言いまわったり、
修学旅行に参加させなかったりしたと彼女は訴えています。
ネット上ではその学校にそういう校則があるのを承知で受験し入学したのだから
仕方がないと意見も見受けられますが、果たしてそれで許されて良いのでしょうか。
そのような理不尽なブラック校則は人権侵害です。
黒髪以外への染髪を禁じるという校則ならともかく、茶色い地毛を黒く染めさせてまで
黒い髪に統一しようとする高校の姿勢の方に問題があると考えます。
他にも下着の色にまで言及し、下着のチェックまでする学校もあるようですが、そのようなブラック校則はなくしていくべきです。
校則は、子どもを守るために存在しなければならないもののはずだからです。
ブラック校則をなくそう!プロジェクトが遂にスタート
ブラック校則は、子どもたちが健やかに成長していくことや、将来のさまざまな可能性を閉ざしてしまうような、
一般社会から見て明らかにおかしい校則や生徒心得、学校独自のルールなどを指します。
たとえば、生まれつき茶色の髪の毛の生徒が、強制的に黒髪へ染めさせられたことで精神的苦痛を受けて不登校になったことを受け、
NPO法人キッズドアは、「ブラック校則をなくそう!」プロジェクトを2017年12月13日にスタートさせています。
この、「ブラック校則をなくそう!」プロジェクトでは、2017年12月11日から
インターネットサイトで署名を呼びかけていて、14日には2万件を超える署名が寄せられたといいます。
寄せられた署名活動の結果は、文部科学大臣に提出されますので、ブラック校則が改善されることにつながることでしょう。
NPO法人キッズドアは、ブラック校則をこのまま放置できないとの思いに賛同した有志で立ち上げたものです。