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発達障害ってなあに?原因と診断方法について調べてみた。
子供が周りの子と違う場合、発達障害を抱えている可能性があります。
発達障害とは、ASD、ADHD、LDです。
ASDとは自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群のことで、主な症状としては空気が読めない、興味のあることにだけ没頭するなどがあります。
そしてADHDとは注意欠如多動性障害のことで、症状は忘れ物が多かったり、落ち着きがなかったりします。
そしてLDとは普段の日常生活に問題はありませんが、計算や読解力などある特定の学習能力の取得が難しいという特徴があります。
これらの発達障害の原因は遺伝や先天性のものが関与していると考えられています。
そしてどうすれば診断できるのかというと、障害の種類や程度によって個人差があります。
診断方法としては問診、経過観察、発達検査で判明する場合があります。
そして程度によっては3歳児検診で指摘されたり、幼稚園や保育園で指摘されることもあります。そしてLDについては就学前にわかる場合もあります。
成人した人の発達障害かどうかの見極め方をまとめてみました。
大人の発達障害という言葉が、世間で流行っていますが、この表現はやや間違っています。
大人になってから発達障害になる、という事はありません。
発達障害は先天的な問題であり、子供の頃からその体質は続いており、成人後、発症する事は原理的に無いです。
学生時代は目立たなかったADHD等の症状が、オフィスに務めたり、大学に通う事で表面化し、本人や周囲の人々が発達障害に気づく、というパターンが増えてきました。
成人した人を発達障害が見分ける方法ですが、大人になりますと不注意の体質は経験を積む事で大きく改善されます。
そのため、他人目線からADHDの素質を見抜く事は難しいです。
しかし、多動性は成人後も続いている事が多く、成人の場合だと手足を常に忙しく動かしていたり、落ち着く無く常に歩き回っていたりします。
女性であれば、いわゆるお喋りな性格をしている事が多いです。
またいわゆる失言や毒舌が多く、一見すると真面目で大人しい真面目な女性でも、ふと感情的に周囲の人々が驚く程、激しい言葉遣いをします。
赤ちゃんの時にでも分かる、発達障害になりやすい子の特徴。
発達障害は脳の機能に障害があるとされる生まれつきの障害です。
長らくしつけや親のせいだと誤解されていましたが、近年の研究では小さいうちに早期発見することでその後の成長の手助けができるのではないかとされています。気になる赤ちゃんのときの様子を見てみましょう。
赤ちゃんは月齢に合わせてできるようになることがあります。
それまでは誰に抱かれても平気だったのが生後半年ごろから人見知りが始まります。
発達障害のある赤ちゃんには人見知りが少ない傾向があるとされています。
また、他人と目が合いにくいことも指摘されています。
自分と他人、という区別がつきにくい結果の事ではないかと指摘されています。
また、赤ちゃんは抱いたり膝にのせたり、もう少し大きくなった時に手をつないだりしたがるのですが、発達障害の子は接触を非常に嫌がります。
感覚が鋭敏過ぎて、接触を不快に感じることが多いとされています。
発達障害の診断は3歳を過ぎてからとされています。
成長の度合いや性格は個人差がありますので、すぐに決めつけずに保健士や医師に相談して様子を見ましょう。