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尿が赤い!?女性の潜血尿で考えられる原因は?
女性の潜血尿で考えられる原因疾患は幾つか考えられます。
その中でも高い割合を占めるのは、尿路結石と膀胱炎です。
尿路結石の場合、体の中から原因となるシュウ酸や尿酸が排出され、それを減量として腎臓で生じた結石が腎臓から転がり落ち膀胱へと移動してきます。
この結石が尿管を通ってくる際に尿管を傷つけてしまい出血してします。
出血した血液は尿と一緒に膀胱に貯り、これが潜血尿を起こしてしまうわけです。
次に膀胱炎です。
膀胱炎の場合は膀胱内部に炎症が起こってしまうことにより、炎症部分がちょっとしたきっかけで出血してしまいます。
そこで出血した血液が原因で潜血尿を引き起こします。
膀胱炎の主な原因としては、細菌感染が考えられます。
細菌が尿道を通り膀胱へと上がってきてしまい、そこで増殖して感染を引き起こしてしまったときに免疫反応の一部として炎症が起こります。
特に女性の場合、尿道が男性に比べて短いため、膀胱炎になりやすいという特徴があります。
健康診断で潜血尿3+!精密検査は必要か?
潜血尿は、尿中に血液が混じっている状態の事を言います。
血がはっきりと見える状態では無く、基本的には尿中に赤血球が混入した状態で、血尿の様に色の違いが分かる訳ではありません。
潜血尿自体は健康診断などで尿検査をすれば判断する事が出来ます。
その状態によって何も問題がなければ陰性、もし赤血球が含まれていると言う時は陽性と判断されます。
陽性には段階があり、1+から3+へと数字が大きくなればなるほど危険度が増します。
基本的には2+以上になると要精密検査となり、3+の場合は危険値と判断される場合も珍しくありません。
精密検査をする事によって、結石や膀胱炎、腎炎などで潜血尿となっているのか、一時的にストレスを感じているとか、激しい運動をした後だったと判断する事が出来ます。
ただ尿の見た目で分かるわけではなく、さらに臓器に何らかの原因があったとしても自覚症状が無い場合も多々あります。
したがって、潜血尿で3+と判断された場合は、精密検査を一度受け、どの様な状態になっているかを調べて貰う様にと指導されるのが一般的です。
何かの病気のサイン!?潜血尿がプラスマイナスで分かること
健康診断や人間ドックで尿検査ってやりますよね。
その検査で潜血尿かどうかの検査も実施します。
基準値はヘモグロビン濃度0.015~0.062mg/dLで赤血球が5~20個/μLとなっています。
結果はプラスマイナスで表示され、陰性だとマイナス、弱陽性から強陽性だとプラスに表示されます。
そもそも潜血尿とはどういうものかというと尿の中に血が潜んでいるかどうかの検査で血が潜んでいる、つまり陽性と判定されたものです。
検査方法は試験紙法という検査でその後に尿沈渣で尿の中に赤血球がどのくらいあるのかを調べます。
その検査で陽性と出てしまったら病気のサインかもしれません。
主に考えられる病気としては、尿路結石、尿道炎、膀胱炎や腎臓の炎症などで尿の通り道に関係する病気が疑われます。
ただし、ここで注意なのが何となくイメージがわくかもしれませんが月経中の女性は陽性反応が出てしまう事があるでしょう。
またビタミンCを過剰摂取した場合もビタミンCの作用によって陽性と判定されてしまう事がありますので注意する必要があります。