副鼻腔炎はウイルスや細菌に感染したことで、鼻の中で炎症が起こり膿が溜まってしまっている状態です。膿が溜まった状態では、風邪のように鼻水がいつまでも流れてしまう、鼻づまりで口呼吸になると言った症状が出てきます。そうなると、集中力や記憶力などに影響が出てきますし、不眠の原因にもなります。

 

健康的に過ごすためには、副鼻腔炎対策として溜まっている膿を出すことが必要です。最も効果的な方法は、医師に膿を出してもらう方法で、いくつか種類があります。

 

上顎洞穿刺洗浄法は、麻酔をかけた後に尖った器具を鼻から貫通させて、膿が溜まっている上顎洞の膿を吸引・洗浄を行います。直接、膿を吸引できるので、症状が重くなり日常生活を送ることに支障が出ている人には最適です。

 

器具を突き刺すということに恐怖心を抱くかもしれませんが、麻酔がきいていれば、貫通したときの感覚がわかっても、痛みまでは感じないので大騒ぎをすることはありません。ただ、血はしばらくの間は出てくるので、その点は我慢する必要があります。

 

プレッツ置換法は、仰向けの状態になり片方の鼻から薬剤を入れた後、片方の鼻を塞いでもう片方から吸引をします。

 

薬剤の効果でなかなか落ちない膿も柔らかくなって、吸引できるようになります。普通に吸引をするのでは取りにくい膿も、この方法であれば取りにくい膿にも対処できますし、 上顎洞穿刺洗浄法と違って、器具を刺す必要もなく症状の軽減につながります。その代わり、薬剤が中耳に入ってしまったりすることもあります。

 

医療機関に行った場合には、他にも薬で膿を出す方法もあります。その代表的な薬がカルボシステインという成分が配合された薬です。

 

この薬を飲むと、鼻水や痰、膿の粘り気を弱めてくれるので、排出しやすくなります。また、炎症によって荒れてしまった粘膜の修復も助けてくれるので、鼻の不快感を解消することにも繋がります。

 

このカルボシステインが配合されている薬は、市販されていないので、欲しいときには医師に処方してもらうしかありません。

 

同様の効果を持つ、ブロムヘキシン塩酸塩が配合された薬や塩酸Lエチルシステインが入った薬であれば、市販されているのでドラッグストア・薬局で手に入れる事が可能です。排膿の効果がある薬ということでは、西洋薬だけでなく漢方薬も同じように使えます。

 

排膿散及湯などが代表的な漢方薬となります。漢方薬局で処方してもらうこともできますが、ドラッグストア・薬局で市販されている薬もあるので必要ならば購入すると良いでしょう。

 

薬とは違うのですが、なたまめ茶にはこれらの薬と同じく排膿作用があるので、食事時などに飲むことで副鼻腔炎を改善できます。

 

家庭で膿を出したいときには、器具を使って洗浄をするというのも方法の一つです。家庭にある食塩とぬるま湯を混ぜて生理食塩水をつくり、それを洗浄液とします。

 

それから鼻うがい用の洗浄器として販売されているボトルに入れて鼻から注入したり、洗浄液にゴム製の器具を入れてゴム球を握りポンプのようにして噴出・洗浄することで、鼻の奥にある膿を出して鼻が詰まった状態を解消することが出来ます。

 

鼻洗浄をすることは、膿を出すだけでなく、花粉症などアレルギー反応により膿が溜まっていた人にとっては、鼻に入り込んでいたアレルゲンを取り除く事もできるので、しばらくの間は症状を抑える事もできるというメリットがあります。

 

なお、鼻洗浄をするときには濃度と温度に気をつけないと、痛みを伴いますし、下手をすれば洗浄液が耳に入って中耳炎になることもあるので気をつけましょう。

 

それに頻繁にやってしまうと、花を守るべき年末に負担がかかってしまうので1日に何回もやるのは良くないことです。1日に多くても2回から3回程度の抑えるべきです。

 

副鼻腔炎が悪化して、臭いがきついと感じているときにも、この鼻洗浄は効果があるのですが、臭いが強くなっている原因には他の事も考えられます。

 

それは鼻がつまっているために、口呼吸をしてしまい、口の中が乾燥してしまっているということです。

 

もともと、唾液には食べ物を消化するという役割の他にも、航空内で繁殖する雑菌を抑えるという役割があります。もしも口呼吸により唾液が蒸発してしまったとしたら、抑えるべき雑菌が繁殖してその結果として悪臭が発生している恐れがあります。

 

それに細菌が繁殖するというのは、虫歯が進行している可能性もあります。

 

というのも歯と歯茎の隙間や虫歯が開けた歯の穴に食べかすがつまり、それを餌に虫歯菌が繁殖してしまうと、やはり悪臭を引き起こすからです。

 

副鼻腔炎対策としては、医療機関で膿の吸引、鼻の洗浄をしたり、薬を飲んで膿を排出させたりすることで、鼻での呼吸を出来るようにしたり、

 

鼻呼吸が出来ないときにはこまめに水分を飲んで口腔内の乾燥を防ぐといった事が必要です。

 

副鼻腔炎が進行して、鼻たけというポリープができて悪臭を発していることもありますから、その場合には手術で切除することも必要です。