エリクソンの発達心理学とは?どのような学問なの?

人の発達についての学問は多岐にわたりますが、そのうちの一つにエリクソンの発達心理学があります。

発達心理学者のE・Hエリクソンが提唱した人が生まれてから死ぬまで心理社会的にどのように発達するかに関する理論です。

各発達段階において乗り越えるべき課題(発達課題)と危機があります。

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発達段階は8段階に分かれています。

乳児期は保護者から世話をしてもらう絶対的安心感から得られる信頼感を獲得しますが、これが得られなければ、不信感が募りその後の人生でこれを払しょくすることは難しく深刻になります。

乳児期は信頼感と不信感という構図になります。

これを他の段階でもあてはめていくと、幼児期前期では自律性と羞恥心、幼児期後期では積極性と罪悪感、

児童期では勤勉性と劣等感、青年期はアイデンティティ(同一性)と同一性の拡散、

成人期では親密性と孤立、壮年期は世代性と停滞性、老年期は自己統合と絶望となります。

各成長段階で、課題と危機をどのように解決するか、若しくはされないかによりその後の人格形成に影響を与えるというのがエリクソンの発達心理学です。

エリクソンの発達心理学を学ぶためのオススメの本は?

心理学を学ぶ人であれば発達心理学の有名な学者であるエリクソンの名前を聞いたことがあるという人は少なくないと言えます。

人間の成長を発達という視点で描くエリクソンの理論は発達心理学の柱となる非常に重要な理論であり、多くの心理学の教科書で触れられています。

この理論を勉強したいと考えているのであれば一般的な発達心理学の教科書を手に取るだけでも触れることが出来ます。

 

しかしながらエリクソンの理論をより深く学ぶことを目的としているのであれば専門の本を探すのが良いでしょう。

わかりやすく図解された本も販売されていますし、他の理論との比較の中でエリクソンの理論の特徴を掴めるように解説している本もあります。

非常に重要な発達理論であり心理学の基本となる考え方の一部を提供してくれる理論ですので深く学びたいと考えているのであれば、

発達心理学の専門書の中からエリクソンの名前がタイトルに掲げられているものを選ぶようにすると良いでしょう。

大学生必見!エリクソンの発達心理学に関してのレポートの書き方

発達心理学者のエリクソンは、心理社会的発達理論(ライフサイクル理論)を体系化してとらえた人です。

その理論の特徴としては、人の一生を8つの段階に分けた事、各段階にはそれぞれ発達課題と心理社会的危機が2項対立の要素として設定されている事の2点が挙げられます。

エリクソンの理論は人生全般にわたる幅広いものなので、その全体を網羅するようなレポート課題の設定はかえって論点がぼやけてしまってよくないでしょう。

大学レポートの書き方としては8段階のどこかひとつに絞ってレポート課題を設定し、

更に発達課題と心理社会的危機の両方の関係性をテーマとするか、あるいはいずれか一方のみをテーマとするのが深堀り出来てよいでしょう。

短大では幼児教育などの分野の方がより教育テーマとして近いので、幼児期から学齢期あたりをメインテーマとするとよりよいでしょう。

ここでもうひとつ重要なのは、エリクソンのライフサイクル理論も定説ではなく、あくまで仮設に過ぎないという点です。

ライフサイクル理論を深堀りしていく中でその矛盾な不備を見つけられれば、よりよいレポート課題が出来上がるでしょう。

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