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アクセルワールドのブレイン・バースト内にある、純色の七王についてまとめてみた。
『アクセルワールド』における「純色の七王」とは、加速世界に存在する実質的な最高ランク(レベル9)のランカー7人の通称です。
その名から「ピュアカラーズ」と呼ばれたこともあり、赤、青、黄、緑、紫、白、黒の7色で構成されています。
また、ピュアカラーズはそれぞれ独自のレギオンを納めていて、共存共栄に近い認識を持ってゲームをプレイしています。
ただ、元々は切磋琢磨し合える良きライバルでした。
ゲーム内最高ランクであるレベル10に達するためには特殊な条件があり、これを達成することは簡単ではありません。
ともに実質的な最高ランクであるレベル9に達した際にレベルアップの条件を知り、それが実現困難なものだと諦めていました。
作中にヒロインとして登場する「黒雪姫」のアバターである「ブラック・ロータス」もこの七人のうちの一人であり、過去に大きな事件を起こしたとして他の王たちから敬遠される立場にあります。
過去に失敗したレベル10への挑戦を目指す黒雪姫と、それを支持しサポートする主人公「ハルユキ」との活躍を描いていますが、要するに「自分の欲望のために最高ランクになりたい」というエゴを忘れることができない自己中ヒロインとその仲間たちという構図です。
アクセルワールドのブレイン・バーストのルールをまとめてみた
まずアクセルワールドのアプリをインストールすると、現実を舞台にした加速世界での対戦格闘型のゲームができるようになります。
そして、インストールが可能な者には条件があり、それは生まれて間もなく「ニューロリンカー」を使った経験があるという事と、大脳応答に適性が認められるという事です。
レベルは1から10まであり、このうちレベル9までは「バーストポイント」を消費していく事で上げる事ができます。
この「バーストポイント」とは皆、初期に100ポイントずつ所持していて、レベルアップする時に使うほか、加速コマンドを使ったりする際にも消費します。
バーストリンカー達は、主にこのバーストポイントを賭け合って対戦をしていきます。
そしてレベルアップした時には自身のステータスが上がるだけではなく、ボーナスが付加されます。
ただしバーストポイントを全て消失してしまうと、システムから強制的にアンインストールされてしまい、再インストールはできなくなってしまいます。
さらにゲームに参加していたという記憶も完全に消去されてしまいます。
ちなみにイベントや新しいエリアを追加するなどのアップデートは、現実世界での記念日に由来している場合が多くあります。
アクセルワールドの現実と違う点についてまとめてみた。
『アクセルワールド』といえば、仮想空間(仮想現実)におけるさまざまな出来事と現実の世界とのギャップを楽しむ作品としても知られていますが、ここでの設定は近未来となっているので現実の世界とは異なる点がさまざまあります。
そもそも、最近になって「VR」や「AR」という技術が身近なものになりつつありますが、それでもなおVR空間に精神のみを存在させるような技術は確立されていません。
一応、技術として脳内にある情報をデータ化するようなことは可能になったといわれていますが、それでもなおそういった技術が一般的に普及しているわけではありませんし、それを除いてもIT技術と日常生活との融合(いわゆる「IoT技術」)も作中ほど進んではいませんから、現在はあくまで物理的な媒体の中でのみ存在するバーチャルな空間において自身の分身(アバター)を使ってプレイするゲームが関の山です。
将来的に見れば、自身の精神を「ダイブ」させてプレイするゲームが開発される可能性は十分にありますが、仮にアクセルワールドの中で描かれているような仮想と現実が共存する世界が出来上がる可能性があった場合には、それは実現できない可能性が非常に高いでしょう。