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一般的に言われる、躁うつ病と、うつ病の違いは?
人間関係によるストレスや、仕事によるストレスによって、心を病んでしまうことは他人事ではなく、誰にでもありうることだといえます。そんな中、うつ病と躁うつ病という言葉をよく見聞きするようになりましたが、その2つは病名は似ていますが、症状は違いますし、治療方法もことなります。
うつ病というのは、気分が落ち込んだり眠れなくなる、仕事へのやる気が出ないなど、常に落ち込んだ状態が続く症状になります。
一方で躁うつ病とは、躁状態と鬱状態が不定期に現れることになるので、やけにテンションが高い日があっても次の日には起き上がれないくらい落ち込んだ日があるというように、気分の高低差があります。
そのため治療薬としては、気分を安定させるための薬と抗精神薬が使用されます。
そしてうつ病の場合は、抗うつ薬を使用することになります。
自分で判断をすることが難しいので、精神科に診察を受けて適切な薬を処方してもらうことが必要になります。
うつ病になった時に使える、医療保険・社会制度一覧を作ってみた。
うつ病にかかってしあう人が増えています。
うつ病の状態によっては仕事を休職したり大勝しな変えればならない場合、収入が途絶えてしまいます。
その際に使える社会制度として、一般的な失業保険もありますが、ほかにも医師に就労不能と診断されれば、健康保険から給与の3分の2の金額を、支給開始後1年半にわたって傷病手当金として受け取れる制度があります。
この制度があれば治療に時間が必要なうつ病に関しても十分な治療期間を、収入を得ながら続けることができます。
さらに、障害者自立支援法という法律により、治療に必要な通院費の自己負担額も減らすことができます。
この法律は所得制限があるために高額所得者の場合は注意が必要ですが、通院治療費の自己負担割合を通常の3割から1割に減らすことができるのです。
通院は基本的に長期にわたることが多いので、この差の2割は長い目で見ると非常に大きな差になってきます。
治療している医師の中にもこのような制度に詳しくない医師も多く、自分で情報を集めて確認することが大事です。
うつ病を持っているときに、合併症など複数の病気にならないようにするには?
うつ病の症状を患っていると、気分が落ち込む状態が続くので、様々な合併症を起こしやすくなります。
合併症で一番起こりやすいのは、不安障害で、その他にパニック障害や摂食障害などを引き起こしやすくなります。
不安障害が起こると、日常生活に支障が出やすくなりますし、摂食障害が起こると健康面でも悪い影響が出ることが多くなります。
そのためうつ病を発症しているときに合併症を引き起こさないようにするため、うつ病が慢性化しないように精神科へ通って専門的な治療を受け、適切に薬を処方してもらうことが必要になります。
合併症を引き起こしてしまうと、うつ病の改善が難しくなりますから、少しでも体に異常を感じたり、精神が不安定だと感じたら医療機関を受診することが必要です。
不安障害になると睡眠が短くなったり、眠れないということが起こりますから、それが常態化しないようにするため、医療機関では適切に睡眠薬などを処方して、うつ病治療に影響が出ないようにしてくれます。