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うつ病との日々の戦い方をまとめてみました。
うつ病がなぜ苦しいものなのか、それは目に見える病ではないからです。
歩けなくなるわけではありませんし、手術をしなければならないわけでもありません。
本人が「心が病んでいる」と思えばそれはもううつ病なのです。
こういった判断が難しいことから治療もそう簡単ではなく、改善されるまでに長期戦となる場合がほとんどです。
実際に治療を行うとなると、必ずカウンセリングが必要となります。
どういったときに気分が落ち込むのか、どういったことをすれば気分が楽になるのかなど様々なことを話すことで治療に役立てます。そして症状に合わせて薬を処方されます。
基本的にうつ病になった人には精神安定剤が処方されます。
緊張したときや落ち込んだ時に飲むことで気分を落ち着かせることができます。
こういったことを日常的に行い、定期的に通院をすることで患者さんの変化を見ながら治療法を変えていきます。
もちろん頼りになるのは病院ですが、改善させるためには必ず本人の意志も必要です。
治したいという前向きな気持ちを培っていくことを日々の目標としてうつ病と向き合っていくことが大切なのです。
うつ病になりやすい人となりにくい人の違いは?
今の日本では約13人に1人はうつ病を経験する時代です。
といってもあくまでこれは病院で診察を受けた人数から算出された数字で実はもっと多くの方が患っているのではないかとも言われています。
そんな一般的に知られるようになってきたうつ病ですが、なりやすい人、なりにくい人に違いがあるのでしょうか。
うつ病は主に、ストレス、取り巻く環境、性格、遺伝的なものなどによって、そういった要因を持っていない人と比べるとなりやすい傾向にあります。
ですが、あくまでなりやすくなるというだけであって、この要因が全てそろっていれば絶対になるかと言えばそうではありません。
特にストレスがかかるというと精神的に落ち込む事柄からくると考えがちでですが、引っ越しや結婚など気持ちの上がる事柄でもかかっています。現にそういう事柄からうつ病になる方もいます。
つまり、一見なりにくいと思われる状況にあっても発症する方はいるということです。
「自分はうつ病になんかなるわけがない」などと軽く考えず、定期的なストレス発散などで予防に努めることが良いのではないでしょうか。
仕事で鬱になった時の対処法は?前例をもとに一覧表を作ってみました。
仕事でうつ病になった時の対処法は、まず第一に休息をとる事!です。
そして、休息を十分に取った後、やっと正常な判断、考え方が出来るようになるので、自分を見つめ直してみましょう。
まず、なぜうつ病になってしまったのか、それは自分のキャパシティを超えてしまって仕事をしているからです。
人それぞれで、うつ病になる原因は違います。
例えば、人前で話すことがとても苦手で過度なストレスに感じてしまう人が、プレゼン担当になってしまい、毎日人前で話す事になると、ストレスが過剰になってしまい、身体を壊してしまいます。
また、コツコツ一人でこなして行く作業が苦痛で仕方ない人が、工場勤務などで、とても細やかな作業を一人で任されると、過度なストレスにより身体を壊してしまいます。
このように、人間は一人一人、自分に合った適性は違うのです。
なので、自分がなぜ、うつ病になるまでストレスが掛かってしまったのか、を真剣に考えなければなりません。
そして、自分の出来る範囲をしっかり把握して、自己管理をした上で、社会復帰をする事によって、うつ病になる前の自分より、更に成長し、社会に戻る事ができます。