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オオクワガタを採集するオススメの時期と必要な道具とは
オオクワガタの採集時期は夏が一般的ですが、成虫で冬を越しているので、春の気温が高くなりはじめた時期でもオオクワガタを捕獲ができます。
真夏は暑すぎるのでオオクワガタにとってベストな条件ではないので、6月~7月くらいに採集すると捕まえやすく、人間も暑すぎる時期よりは初夏の方が体力を消耗しないのでオオクワガタ採集にはオススメです。
オオクワガタを捕まえる道具は虫取り網と虫かごがあれば大丈夫ですが、昼間に樹液が出ていてカナブンなどが多い木を探しておくと効率よく見つける事ができ、市販のカブトムシの餌やバナナを黒砂糖や焼酎に漬けた物をストッキングなどに入れて木につるして置けばオオクワガタが集まりやすいです。
オオクワガタは光に集まる性質があるので、田舎道の自販機の前や街灯の下などに落ちていることも多く、険しい山の中などに入らなくても手軽に見つけられることも良くあります。
オオクワガタは成虫のまま越冬するので9月や10月でも採集できる事もあり、捕獲数は減りますが秋でも捕まえたい人はクワガタやカブトムシが集まる樹液の多いクヌギなどをチェックすると見つけられることがあります。
オオクワガタの寿命は?最長記録と長生きさせる飼育法
国産のクワガタの中で冬を越すタイプのものは、オオクワガタに加えヒラタクワガタなど数種類がいます。
寿命も他のタイプのクワガタに比べて3年から5年と長く、最長記録はオオクワガタで7年生きた個体も記録されています。
オオクワガタの飼育方法のポイントは、自然に近いのびのびとした場所を与えることです。
飼育ケースは大きめのサイズのものを選び、昆虫用の飼育チップはオオクワガタが充分潜れる深さに敷きつめます。
温度は高低差に気をつけ、暑すぎず寒くならないように、オオクワガタに負担がかからないようにします。
エサは昆虫ゼリーを与え、スイカやキュウリなどの水分が多いものは与えないようにします。
オオクワガタのように何度も越冬を繰り返し、長く生きる種類のものは、できるだけ長生きさせるように飼いたいものです。
人間も同じですが、ストレスを与えずにのんびりと活動させ、冬場は冬眠ができるような環境も必要です。
オオクワガタに限らず、クワガタやカブトムシは夜間に活動することが多いので、暗い場所だけで育てるのは避けるべきです。
オオクワガタを産卵させる時期と温度 カビに注意!
オオクワガタは、かっては10万円を超えるような値段で販売されていたことから「黒いダイヤ」と呼ばれていた人気のクワガタムシです。
その後、オオクワガタの繁殖方法や大きく育てる方法が確立されたために現在では幼虫なら500円程度で買えるほどリーズナブルな値段になっていますが、クワガタ好きにとってはステイタスシンボルの様な存在であることに変わりはありません。
ちなみに、オオクワガタを産卵させる理想的な時期は温度が23~25℃になる5月以降で、クヌギやコナラを水につけてから半日乾かしたものを、産卵木として使用するのがポイントです。
オオクワガタの交尾は同居してから1週間程度で完了し、産卵木1本当たりに10匹ほどの幼虫が誕生します。
なお、メスが産卵を始めるとカビは徐々に消失しますが、上手くいかない場合には繁殖するので、注意しなくてはなりません。
また、メスがオスを食べてしまうケースもあるので、高タンパクの餌を与えるなどの工夫も必要です。
天然オオクワガタの相場価格は?
国産のオオクワガタの一般的な価格は2000円~となることが多いようです。
しかしB品だとここまでの値段はつきません。
価格の高いものはビックリするような値段にまでなります。
万単位は当たり前のようです。
この価格の差はサイズや血統などが影響します。
オオクワガタの価格が決まるとき、サイズは特に大きく影響してくるようです。
これはオオクワガタだけでなくどの種類にも共通しています。
サイズが80mm以上になってくると3万円以上になってくることが多いです。
次は血統に関して説明します。
例えば
お父さんオオクワガタ100mm、お母さんオオクワガタ90mmから生まれたオオクワガA君100mm
お父さんオオクワガタ100mm、お母さんオオクワガタ90mmから生まれたオオクワガB子90mm
このA君とB子から生まれたオオクワガタは血統のいいオオクワガタとなり高額になります。
価格が下がってしまう要因もあります。
普通の状態でも羽が少し開いてしまっているのを羽パカといい、見た目が悪くなるため価格が下がってしまいます。
後ろ足がかけているなども価格が下がります。
後ろ足がかけていると交尾ができなくなるためです。
このようなものがB品と言われてしまいます。
オオクワガタの幼虫飼育 菌糸ビンの温度管理と交換時期について
菌糸ビンとはきのこの栽培技術を応用した「クワガタ幼虫飼育用のエサ」です。
菌糸ビンを飼育する場所に置いておき次の日に幼虫をいれます。
幼虫が入るくらいの穴をあけて潜りやすくしてあげましょう。
きのこがはえてくる場合がありますが、きのこに栄養を取られてしまうまで取り除きましょう。
きのこがはえてこず菌糸ビンをいい状態に保つには、温度変化が少なくじめじめしていない場所に置いて動かさないようにします。
幼虫期間の間に何度か新しい菌糸ビンを交換する必要があります。
交換が必要な目安は黒い部分が半分を超えているか、ビンの中に隙間ができているか、ビンの底に水がたまってしまっているか、この中のどれかに該当したら行います。
カビがはえてしまう場合もあります。
一部のみで取り除けるなら大丈夫ですがカビが広がってしまっていたら交換しましょう。
幼虫から前蛹かさなぎになっていた場合も新しい菌糸ビンに交換が必要です。
この菌糸ビンを使うことのよって発酵マットで育てるより大きいサイズになりやすいようです。
菌糸ビンの方か発酵マットより栄養が多く含まれているからです。